飾らないがとことんこだわる「東京豆腐」・土佐屋(新宿区)【東京豆腐探訪】

2019年1月30日

土佐屋の外観。歴史を感じさせる。

土佐屋の歴史

土佐屋は現在の店主である川田広志氏の父が昭和三五年に開業した。広志氏が店を継いだのはバブルが終焉を迎えた後。
それまで他の会社で営業として勤務していたが、家業を継ぐこととなった。
当時はスーパーや外食企業への卸が中心だった。
取引先の中には、現在では考えられないぐらいの高い単価で購入してくれたところもあった。しかし、経済状況が悪化する中、徐々に単価が切り下げられていったため、お断りすることも多くなったという。
現在では周辺の学校との取引も増えた。学校への販売は神経を使うというが、子供たちからも評判は高く、保護者が店で購入してくれることも多いという。

豆腐へのこだわり

「最近、ようやく学校への配送ルートを覚え、効率的に回れるようになりました。」
そう話すのは今回取材に対応してくれた川田学氏である。学氏はスーパーのバイヤー等を経験後、現在、父の経営する土佐屋を手伝っている。
店の品ぞろえは基本的なものだが、大豆やこめ油など、原材料もそのまま販売しており、お客さんからは好評とのことである。
また、東京都青梅市の在来種大豆を利用した「東京豆腐」も大変評判だそうだ。
「がんもどき」も生の大和芋をすりおろして作るというこだわりよう。
土曜日には豆乳とおからを使ったドーナツの販売も行っている。
こだわりの豆腐屋が作る甘味。是非、食してみたい。

土佐屋
所在地:〒161-0031 新宿区西落合2-6-4
電話: 03-3953-8225

土佐屋ホームページ(東京都豆腐商工組合ホームページ内)

店頭にはこだわりの商品が並ぶ