G20の「G」は実はXX。G20の概要

2018年11月3日

logo_of_g20

当然のことながらこれは公式ロゴではない。

G20の「G」とは何か

G20といったとき、皆さんは何を想像するだろうか。
飲食店で「G」はあの黒い虫、XXXXを表す隠語である。
また、「G」と聞いてサザンオールスターズが1995年にリリースした曲を思い出す人も多いのではないか。今でもカラオケで歌われる名曲である。SEOに悪そうなので曲名は伏せさせていただく。
さて、G20の「G」は当然のことながら、これらの前置きとは全く関係ない。
G20の「G」は、なんとGroupの頭文字である。
つまり、Group of twentyの略。
なんとシンプル。肩透かしを食らった感じである。
さて、このG20とは年に複数回行われる主要な先進国と新興国が行う閣僚会合のことである。
会合の中では、国際経済問題について議論する。
そもそもの起こりはアジア通貨危機後の1999年。当初は各国の財務大臣、中央銀行が集まって開催されていたが、2008年から首脳会合も開催されるようになった。

G20参加国

参加国はG7と言われる国々であるアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、そしてEU、BRICSと呼ばれる成長著しい新興国であるブラジル、中国、インド、ロシア、南アフリカ、そしてサウジアラビア、トルコ、オーストラリア、インドネシア、韓国、アルゼンチン、メキシコからなる。

G20が何故必要か?

先進国7カ国で構成されるG7(※残念ながらこの「G」もgroupの略である)、このG7の会合も毎年行われている。
なぜ、このG7だけではなく、G20の会合も行われているのだろうか。
それは、G7の世界に与える経済的な影響力が低下してきたことが理由の一つと言える。
世界の総GDPに対するG7国のシェアは1993年には70%近かった。しかし、その後減少していき2014年におけるシェアは46%となっている。
一方で相対的に新興国のシェアが増加し、存在感を増している。そのため、世界経済を議論するときに新興国を含めるようになった。

参考:
Information Technology and the New Globalization: Asia’s economy today and tomorrow Handout
Richard BALDWIN
https://www.rieti.go.jp/en/events/17080101/pdf/k-2_baldwin.pdf

コミュニケとはなんとコミケではない。G20のアウトプット

G20の成果はコミュニケによって発表される。
コミュニケとは、「声明文」のことである。決して炎天下の中で行われる薄い本の即売会を指すのではない。

最近のG20の議題

世界経済は現在、比較的安定した状況であるとされ、リスクをなるべく減らすにはどうすればいいかということが話し合われている。
その中ではみんな大好き暗号通貨の取り扱いや、タックスヘイブン対策、新興国へのインフラ投資等の議題がある。

G20での合意後に実際に行動する機関

G20での決め事を実行に移す機関として、IMF(外貨を貸し出す機関)、MDBs(インフラ投資等のための資金を融資する機関)、OECD(様々な政策を扱う先進国間の意見交換・情報交換の場)があげられる。