10万スーツのハードルはどれだけ高いか


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あなたの服にかけるお金は適正な額だろうか

ファッション誌を見ると、それなりの金額のジャケットやシャツ、パンツ、スーツ等が並んでいる。
ユニクロのそれと比較すると、数倍の金額である。
当然のことだが、年収が高ければ、それだけ高価な服を着ることが出来るだろう。
では、年収のうち、どの程度を服にかけるべきか。
国の統計データを参考にして考えてみる。

当分はスーツ量販店で買うしかない

2017年の家計調査によると、仕事をしており、年収200万~300万の単身者は洋服の支出に年間で48,864円を充てている。この金額には日常着もビジネスシーンで着用するスーツ・コートも含まれる。尚、シャツ、セーターは含まれない。
仕事をする日は基本スーツのみを来て、休日は日常着を着ると仮に考えると、日本の起業の平均的な営業日数から、二対一の割合でお金をかけることが適当だと考えられる。
すると、一年間でスーツにかけられる金額は32,576円、日常着にかけられる金額は16,288円となる。
ここで、スーツは最低でも2着、それとコート1着は必要と考え、かつ、それぞれ一度買えば3年は使用することが出来ると考える。
すると、スーツ・コートを購入するとき、一着にかけられる金額はそのまま32,576円となる。青山やAOKI等の紳士服量販店で購入するのが妥当といえよう。
一方で、年収400万~500万の層に目を移してみる。先ほどの年収は新卒まもなくだが、こちらは30代後半の給与といったところか。
この層は年間64,536円を洋服に支出しているということである。
これを3分の2にすると、43,024円。これも、先ほどと同じようにスーツ2着、コート1着、3年持つと考えて計算する。
すると、一着にかけられる金額はそのまま43,024円となる。11,000円ほど高い品物が購入できるようになったが、この金額では有名セレクトショップでスーツのセットアップを購入することは出来ない。
やはり、青山・AOKIどまりである。

ファッション誌で自己啓発

ファッション誌を見ていると、安くても7、8万円程度、10万を超えるのはザラにある。
さて、そのスーツに見合うだけの収入を手に入れるにはどうすればいいか。
出世欲をかきたてるために読む自己啓発書としてなら、ファッション誌も大いに有用である。